野口整体 金井蒼天(省蒼)の潜在意識教育と思想

金井省蒼(蒼天)の遺稿から説く「野口整体とは」

2020-02-09から1日間の記事一覧

第二章 三 日本人にとっての宗教とは =〔身体〕―「整体を保つ」は「身をたもつ」5

野口整体は現代における「道」― 整体を保ち、自然健康を保持して全生する ここまで述べてきたように、本章で取り上げた『養生訓』の内容を通じて、明治になっての近代西洋医学が国家医学とされる以前、日本人はどのような心に生きることで「全生(生を全う)…

第二章 三 日本人にとっての宗教とは =〔身体〕 ―「整体を保つ」は「身をたもつ」2

「心に主たるものあるべし」という言葉は、岩波書店版の『養生訓・和俗童子訓』の見出しに使われていた言葉です。 三1に引用した「技術を使う心」(月刊全生)の中で、野口晴哉先生は心と体を使う主体としての自分について次のように述べています。 …自分の…