野口整体 金井蒼天(省蒼)の潜在意識教育と思想

金井省蒼(蒼天)の遺稿から説く「野口整体とは」

野口整体と科学

野口整体と科学 第一部 おわりに 4

おわりに 4 結び 湯浅泰雄氏は、自分の人生の「意味への問い」、について次のように述べています(『宗教と科学の間』二二頁 序章)。 …人間には、自分自身の「生」、つまり自分が生きていることの《意味》を求めようとする本能があります。私たちが何かに…

野口整体と科学 第一部 おわりに 3

おわりに 3 熱海・整体指導 満四十年記念祝賀会 2012年早春、私が熱海で整体指導を始めて、この年で満四十年を経過する年であることに気がつきました。そこで、7月31日「祝賀会」を開くことにしました。 以下はその「お知らせ」のためのものです。 家内のと…

野口整体と科学 第一部 おわりに 2

おわりに 2 石川光男先生に初めてお会いする 当会の広報室長真田興仁の縁で、石川光男先生にお会いすることができたのは、2012年2月1日のことでした。 私は、この道を進もうとする(とりわけプロを目指す)人が野口整体を深く理解する上で、また、一般の人…

野口整体と科学 第一部 おわりに 1

今日から、『野口整体と科学』の おわりに に入ります。 金井先生が亡くなるほんの数か月前、編集委員から『野口整体と科学』を上下巻にしようという提案が出され、第一部を上巻、第二・三部を下巻とすることが構想されていました。 そして、「おわりに」を…

付録 「心を考える」は流行でしかない 10

10「心と体」・「人と人」のつながりを取り戻す野口整体

付録 「心を考える」は流行でしかない 9

9 活元運動は「動く禅」

付録 「心を考える」は流行でしかない 8

8 天心による愉気 愉気法を行う上での「心のあり方」について、師は次のように述べています(野口晴哉『健康の自然法』整体協会出版部)。 ポンに愉気の方法を説く 人間の精神集注は、その密度が濃くなると、いろいろと、意識では妙だと思われることが実現…

付録 「心を考える」は流行でしかない 7

7 野口整体は気の世界「沈思黙考」の大切さ

付録 「心を考える」は流行でしかない 6

6 私と野口整体との出会い 野口整体との出会い、それは私にとって運命的なものでした。当時、私は十八歳。とても暗い青春を過ごしていました。田舎の中学では成績が一番の時もあり、受験競争の激しい進学校に入学したのですが、校風が合わなかったのです。 …

付録 「心を考える」は流行でしかない 5

5 心と身体の感受性を取り戻さなければー身体文化が育てる心

付録 「心を考える」は流行でしかない4②

4 近代化による日本人の身体の変化 ②体から心へはたらきかけ、心身を育てる文化の喪失

付録 「心を考える」は流行でしかない 4①

4 近代化による日本人の身体の変化 ① 近代化と敗戦により「腰・肚」文化を失った日本人

付録 「心を考える」は流行でしかない 3

3 野口整体は心と身体を丸ごと観る

付録 「心を考える」は流行でしかない2②

2 からだ言葉 ② 心(意識)が体から離れた現代人

付録 「心を考える」は流行でしかない 2①

2 からだ言葉 ① 身心一如…日本人の変化

第一部 付録 「心を考える」は流行でしかない 1

「心を考える」は流行でしかない つながりを取り戻す野口整体 1 風邪は治そうとしなくていい

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 三 4

4「こうも頭で生きる人が多くなってしまった」の意味― 中心感覚を失った日本人

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 三 3

3 日本人の「意識と無意識の分離」と「道」の喪失

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する三 2

2 ユングの「自我から自己への中心の移動」― 東洋に学んだユングは自己実現「個性化の過程」を説いた

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 三 1

1 科学文明がもたらした人間の「全体性の喪失」

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二 5

5 西洋人が捉えた「肚・身心一元」の意義― 西洋の神と東洋の仏をつなぐ

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二4

4 重心の位置が意味する日本人の心― 戦後、さらに変化した日本人の身心

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二3

3「胸を張って、腹をひいて」という姿勢(体)が心に与える影響

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二 2

2 野口整体の技術・整体操法の成立― 解剖的人体観ではない「新しい人体観」の樹立

第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二 1②

1 近代化に抗して「生きた体と心」についての智を拓いた日本人 ― 西洋的理性で捉える客観的身体と東洋(日本)的感性で捉える主体的身体 ②気と日本人の身体性

野口整体と科学 第一部第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 二 1①

1 近代化に抗して「生きた体と心」についての智を拓いた日本人 ― 西洋的理性で捉える客観的身体と東洋(日本)的感性で捉える主体的身体

野口整体と科学 第一部第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 一7

7「対立」を超える「気」の思想

野口整体と科学 第一部第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 一 6

6 西洋の宗教と日本の宗教― 大震災で、なぜ日本人は冷静だったか

野口整体と科学 第一部第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 一 5

5 科学を通して日本人に根を下ろした「対立」― 西洋近代医学の対立「健康×病気」

野口整体と科学 第一部第五章 東洋宗教(伝統)文化を再考して「禅文化としての野口整体」を理解する 一 4

4 理性の発達による意識の変化と近代科学の発達― 理性至上の時代から身体性に回帰する