病症経過と人間の自然(じねん)
病症の経過と、自我とたましいの統合 『「気」の身心一元論』第三章では、津田逸夫氏についての内容の後、急な腰痛で指導を受けたMさんという女性の指導例が入っています。 Mさんは指導の中で、頭が働かなくなっている状態から抜けるとともに「悔しい」と…
始めに生命がある 津田逸夫氏は、1の引用文「ヨーロッパ事情」(月刊全生)で「我と物との対立」「人間は自然を支配するものである」という西洋の世界観について述べた後、次のように続けています(引用の省略あり)。 ヨーロッパ事情 …こういうような思想…
活元運動の心ー自分の健康は自分で保つ 二〇一一年三月十一日の東日本大震災から、ひと月余り経った四月十九日の毎日新聞の記事です。 毎日jp より 東日本大震災に伴う津波で大きな被害を受けた仙台平野で、浸水域の先端が、江戸時代の街道と宿場町の手前に…
病症の経過と活元運動 『「気」の身心一元論』が出版された2011年は、東日本大震災(3月11日)の起きた年でした。 野口整体と西洋医学1でも引用しましたが、同著 はじめに で、金井先生は整体指導者という立場から見ると、おそらく関東大震災、第二次大戦の…
津田逸夫氏と金井先生 『「気」の身心一元論』第三章 活元運動には、1979年の月刊全生に掲載された津田逸夫氏の「ヨーロッパ事情」という文章が論じられています。 津田氏は合気道の植芝守平氏の高弟でもあった方で、1960年代後半、野口晴哉先生は津田氏にヨ…