第二部 第四章 野口整体と出会い活元指導の会に参加する―真田興仁の体験談 後編
(近藤) 今回の内容に出てくる「身体サミット」は河野智聖氏が主催した会で、河野氏のご招待で金井先生と真田さんが訪れたと記憶しています。 文中の青木宏之氏は「心身を開発する現代人のための体技」新体道という総合武道を創始し、「遠当て」という離れ…
今回紹介する「意識以前にある自分」は、金井先生が入門した1967年に月刊全生に掲載された記事で、野口先生の若い人たちに向ける熱が伝わってくるような内容です。 真田さんは、子どもの時に感じていたことがいまだに自分の感受性に影響を与えていることに気…
(近藤) この『野口整体と科学』の原稿にはないのですが、『「気」の身心一元論』収録の原稿には、真田さんが個人指導での「腹」の体験の少し前に、ふと思い立って子どもの時に住んでいた場所に行った時のことが述べられています。 真田さんにとって、子ど…
三4 指導を通じ「身体と頭脳」の関係を知る― 整体とは調身・調息・調心
三3 野口整体の道における修養は「身体を先立てる」
2 個人指導を通じての感情の分化― 潜在意識の意識化とは表現すること・受け取られること
三 科学的知性(教養)の持ち主が「身体性(修養)」に目覚める 1 身体から心(自己)を観る体験の始まり―「腹」の体験と身心一元論
二4 身体の可能性とは― 理性の世界から身体性の世界へ
二3 身体感覚の涵養を通じ、自己認識を深めようと努める
二2 感情と身体感覚に気づく
二1②〔身体〕を通して基本的な自己認識が始まる
1① 熱海での整体(個人)指導の開始
3 「私」の全体性を捉えることと「感情」 ― 整体(個人)指導での臨床心理により「自分を知る(理解する)」とは
2 科学には「自分のことを考える智」はない
一「自分を知る智」とは 1 理性では支配できない人間の身心
2 スポーツとは違う野口晴哉の「本来の体育」