2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
おわりに 4 結び 湯浅泰雄氏は、自分の人生の「意味への問い」、について次のように述べています(『宗教と科学の間』二二頁 序章)。 …人間には、自分自身の「生」、つまり自分が生きていることの《意味》を求めようとする本能があります。私たちが何かに…
おわりに 3 熱海・整体指導 満四十年記念祝賀会 2012年早春、私が熱海で整体指導を始めて、この年で満四十年を経過する年であることに気がつきました。そこで、7月31日「祝賀会」を開くことにしました。 以下はその「お知らせ」のためのものです。 家内のと…
おわりに 2 石川光男先生に初めてお会いする 当会の広報室長真田興仁の縁で、石川光男先生にお会いすることができたのは、2012年2月1日のことでした。 私は、この道を進もうとする(とりわけプロを目指す)人が野口整体を深く理解する上で、また、一般の人…
今日から、『野口整体と科学』の おわりに に入ります。 金井先生が亡くなるほんの数か月前、編集委員から『野口整体と科学』を上下巻にしようという提案が出され、第一部を上巻、第二・三部を下巻とすることが構想されていました。 そして、「おわりに」を…
10「心と体」・「人と人」のつながりを取り戻す野口整体
9 活元運動は「動く禅」
8 天心による愉気 愉気法を行う上での「心のあり方」について、師は次のように述べています(野口晴哉『健康の自然法』整体協会出版部)。 ポンに愉気の方法を説く 人間の精神集注は、その密度が濃くなると、いろいろと、意識では妙だと思われることが実現…
7 野口整体は気の世界「沈思黙考」の大切さ
6 私と野口整体との出会い 野口整体との出会い、それは私にとって運命的なものでした。当時、私は十八歳。とても暗い青春を過ごしていました。田舎の中学では成績が一番の時もあり、受験競争の激しい進学校に入学したのですが、校風が合わなかったのです。 …
5 心と身体の感受性を取り戻さなければー身体文化が育てる心
4 近代化による日本人の身体の変化 ②体から心へはたらきかけ、心身を育てる文化の喪失
4 近代化による日本人の身体の変化 ① 近代化と敗戦により「腰・肚」文化を失った日本人